AGVバッテリー(ディープサイクルバッテリー)を定期診断&記録可能。バッテリーテスター&システムアナライザーDS7

ディープサイクルバッテリー測定機能を磨き上げたDS7なら、AGV/AMRの鉛電池交換に関する悩みを低コストで一発解消!! AGV/AMRバッテリーを定期診断&記録可能!ライン停止を未然に防止しロスコストを削減できるバッテリーマネジメントシステムが導入できます!!

DS7はディープサイクルバッテリーの内部抵抗を正確に測定できるアナライザーで、操作方法も簡単なので専門的な知識の乏しいスタッフでも簡単に運用できます。どのくらいの劣化条件で電池交換を行うかは、各ユーザーごと、又は製造ラインごとに異なり、AGV/AMRメーカーや用途、製造工程、機器の台数などにより一定ではありません。こうしたご要望にお応えするために、DS7では閾値をカスタマイズ可能な設計としており、要注意サインや交換サインを希望のタイミングで示すよう調整できるのが特徴で、様々なお客様のニーズに確実にお応えしています。

また測定機器としての性能以外にも、測定したデータの記録や管理、さらには最適なバッテリー交換の時期把握や、充電システム構築の為のマネジメントなどにも活用頂けます。
無償提供のバッテリー・マネジメント・ソフトウェア(BMS)をPCにインストールし、付属のUSBケーブルで本機とパソコンと接続することで、本機側で測定したデータを簡単にPC側にCSVでエクスポートできます。また予め各AGV搭載のバッテリーにIDコード(任意入力)を割り振り、ソフトウェアからDS7にインポートしておく事ができます。IDコードの順番に定期的に測定を実施し、あとはデータをPCにアップロードすれば全バッテリーの状態(劣化度等)を時系列で把握できるので、適正な交換を実施できるバッテリーマネジメントが可能になります。DS7を使用することで測定値の記録と管理の為に費やす時間を大幅に短縮できます。

AGV/AMRが導入されている製造現場での悩みトップ5

① 本来の寿命よりも早めの交換にならざるを得ない。

製造ラインは絶対に停められないので、AGV・AMRの消耗品の交換時期には常に気を遣っている。特にバッテリーの不良発生は一発でライン停止という最悪の事態を招くので、どうしても本来の寿命よりも早めの交換にならざるを得ない(一定期間経過後、早めに全数交換など)。それでも劣化がが早いバッテリーも中には存在し完全な解決には至っていない。経費削減が工場全体で求められており、いつも頭を悩ませている。

② バッテリー劣化の進行の相違に対応できない。

AGV・AMRのモデルによっては充電ステーションに自動でドッキングして、各機器搭載のバッテリーを充電しているが、製造ラインのレイアウトによっては充電ステーションが最適な配置にできていないケースがあり、中には常に放電気味で運転しているAGV機器が発生してしまう。よってバッテリーの劣化の進行に大きな相違が生じているが、有効な改善の手が打てていないのが現状。

③ 高価なバッテリーの同時大量交換による多大な固定費。

AGVに搭載しているバッテリーはディープサイクル型の特殊な構造な為、自動車用と異なり価格も高価。それでも毎日フル稼働しているため、放電深度が大きくなりがちで、その分劣化も激しくなり、交換の頻度が高くなる傾向にある(1~2年毎に交換するケースも多い)。 標準的にAGV一台に2個のディープサイクル型鉛蓄電池が搭載されているので、工場内で稼働しているAGVが数十台規模になると、100個近い電池交換が必要で数百万円以上の費用が定期的に掛かる。この出費をいかに抑えるかが課題となっている。

④ 測定機が市場に少なく高価、全バッテリー測定の実施が困難。

ディープサイクルバッテリーの劣化度合いを正確に測定できるバッテリーテスターは、市場での選択肢が限られており、僅かに製造されいてるモデルは一台20万円以上ととても高価なので、最低限の台数しか導入できていない。 その結果、本来必要とされる頻度で全バッテリーの測定が実施できていない為、電池内部の劣化度合いの数値による可視化がなされず、高価なバッテリーの交換が「年数おき」など曖昧な基準に頼ってしまう事になる。

⑤ 測定結果を集計して管理するのが煩雑で時間がかかる。

専任の担当者を配置してバッテリーの内部抵抗を定期的に測定しているが、測定結果を集計して管理するのが煩雑で時間が掛かるため、人件費負担が大きな課題となっている。特に工場内で稼働しているAGV/AMRの数が数十台から100台を超えてくると、測定値の記録だけでなくグラフに変換して最適な交換時期の可視化をしたいが、他の作業も忙しいため後回しになりがちで疎かになってしまう。

結果として全バッテリーを測定しても数値管理がうまくできず、本来やりたい管理が実行できていないのが現状。 もっと簡単に管理できるように、テスターと測定結果がソフトと連携して欲しいデータを簡単に可視化できる仕組みの開発に悩んでいる。



バッテリーマネジメントシステム (BATTERY MANAGEMENT SYSTEM)

AGVのバッテリー状態を定期記録し状態を把握。バッテリートラブルによるライン停止を未然に防止。
専用ソフトウェアをインストールしたパソコン(PC)と本機をUSBケーブルで接続することで、本機内部に格納した測定データをPCに転送したり、PCから設定したユーザー入力やバッテリー判定基準などのデータを本機に転送できます。
100台までのAGVバッテリー測定結果を保存可能。バッテリーに名称・基準値を登録し、時系列で追跡可能。
本体の測定結果をUSBでインポートできます。CSV出力すれば100件以上のテスト記録をPCで管理できます。過去のテスト結果を含めて整理できるので、大多数のバッテリーの測定記録の一元管理も可能です。データの傾向から搭載バッテリーの寿命も予測でき、交換の準備もスムーズに。ジャストインタイムで無駄を省きます。バッテリー交換コストの大幅な削減が可能です。


【産業用バッテリーテスト管理項目】
テスト情報(任意記入)、試験タイプ、診断結果、バッテリー名称(任意登録)、抵抗(mΩ)、測定電圧、測定内部抵抗、充電状態(SOC)%、内部抵抗劣化度%、日付&時間

バッテリーマネジメントシステムによる定期診断でバッテリーの状態を把握!!バッテリー交換を適切なタイミングで実施でき、不要なライン停止を防止!交換コストも大幅削減!

鉛蓄電池は充電サイクルをきちんと管理すれば、寿命を大幅に伸ばすことが可能です。 大事なことは定期的な電圧測定と電池内部の劣化度合いの確認(内部抵抗の変化チェック)により、適切なサイクルでの充電実施です。最適な充電システムを構築する事で、バッテリーの過放電状態を回避できれば、高価なバッテリーの寿命を延ばすことも可能となります。

ディープサイクルバッテリー測定機能を磨き上げたDS7なら、AGV/AMRの鉛電池交換に関する悩みを低コストで一発解消!!

DS7は国内最大手バッテリーメーカーにOEM供給するなど、自動車用のバッテリーを測定する製品開発で培ってきた技術と経験を活かし、多数のバッテリー劣化の進行状況を正確に把握・管理できる測定機です。工場の製造ラインを止めることなく、AGVを最適な条件で運用し、バッテリーの交換コストを削減するためにも、バッテリーアナライザーDS7のご活用を検討ください。


プロテクションブーツ

プロテクションブーツ(保護カバー)
衝撃から本体&周辺物保護
落下などの衝撃から本体を保護します。ラバー素材が接触面へのキズ・破損も防ぎます。(ご購入時に装着されています。)

1ロール200回印刷可能

プリンター用ロール紙(1ロール200回印刷可能)
取り換えの手間も削減し、経済的&コンパクト格納
※ 他社類似プリンター付テスターは平均50回程度。鮮やかな印字で見やすいレイアウト。ストレスのないスピード印刷。

クランプ固定用強厚ラバー

クランプ固定用強厚ラバー
プロテクションブーツ背面
背面にクランプを固定しておくことができます。消耗してきた場合はプロテクションブーツのみ替えれば良く経済的・効率的。

着脱式1.8mクランプケーブル

着脱式1.8mクランプケーブル
万一の破損・消耗でも本体ごと交換する必要なし
酷使したクランプ金具が潰れても本体ごと交換する必要はなく、クランプのみの交換が可能。ケーブルは全長1.8mの長さでボンネットの奥や荷室、トランクルームにあるバッテリーもしっかりカバー。プラス・マイナスのクランプ間が広く、あらゆるバッテリー搭載状況に対応!

バックライト付液晶スクリーン

バックライト付液晶スクリーン
認識しやすい滑らかフォント
外部照明不要で診断結果の確認が可能。どんな状況でもノーストレスでスムーズ診断。滑らかフォントで日本語も英語も文字が認識しやすく読みやすい。

製品仕様

※横スクロール可能
測定項目 12V 専用バッテリーテスター(6V電池は非対応)
12V&24V オルタネート試験 / 充電システム試験
対応言語 日本語、英語、中国語、韓国語
対応バッテリー種類 通常鉛 / ISS / HV補機 / ディープサイクルバッテリー 本体寸法 (約)235×105×57mm
対応バッテリータイプ 標準(液式) / LN-標準(液式) / GEL-VRLA / AGM / EFB /
LN-ISS / Sで始まるJISバッテリー / LN-HV / ディープサイクルバッテリー
重量 (約)655g
対応バッテリー規格 SAE / DIN / EN / IEC / JIS 動作温度 0℃~50℃
測定可能バッテリー範囲 40~2000(CCA) / 40~2000(SAE) / 40~2100(EN) / 25~1300(DIN) / 50~2400 (MCA) プロテクションブーツ 着脱式
測定可能電圧 8V~30.0V 日時設定機能 年、月、日、時間、分、秒
ディスプレイ仕様 バックライト付き液晶ディスプレイ16文字×4行 日時保持用電池 CR2032×1個
感熱プリンター 内蔵 バッテリー温度設定機能 -10℃未満(<-10℃)、-10℃~0℃、0℃~30℃、30℃以上)
クランプケーブル長 (約)180㎝ ケーブル交換可能(ケーブル半ばから) 付属品 プリントロール紙(58mm幅×28m)
バージョンアップ機能 USBによるバージョンアップ可能 / 最新バッテリー情報・プログラム
メーカー希望小売価格:63,000円(税別) 保証書:お買い上げ日より1年間
【別売品】クランプケーブル(取替用)・プリント用ロール紙・プロテクションブーツ(保護カバー)・AGV専用 常設用コネクタケーブル(O型端子)
DHC-DSブランド製品は、国内外大手バッテリーメーカーや自動車メーカーがその正確性、機能性、デザイン性を高く評価し正式採用しています。

ダウンロード

DHC-DS JAPAN 総合パンフレット
AGVバッテリー測定

DS7 ユーザー登録&ソフトウェアダウンロード

DS7のソフトウェアダウンロードにはユーザー登録が必要です。お手数ですが下記フォームよりご登録ください。ご登録後、ダウンロードのご案内をお送りします。

日刊自動車新聞に掲載「自動車から建機までフルカバー」2021年7月16日 第25059号

お問合わせ(資料請求・サポート)

製品に関するお問合わせ、修理・サポートのご依頼
電話でお問い合わせ
大作商事株式会社 インダストリアルプロダクト事業部
営業時間 9:00~18:00(土日祝祭日および弊社休業日を除く)

世界に誇る測定技術とメカニックの声を融合

特許技術 SLDRによりバッテリーに負担をかけずにスピーディに正確に診断。アイドリングストップ(ISS)車やハイブリッド(HV)車など環境対応車の正確なバッテリー診断に対応。使い勝手を徹底的に向上させ現場作業の最適化に貢献。

世界に誇る測定技術 »

ISS車の増加や誤診断でバッテリートラブル急増!

バッテリートラブルが急増

各種バッテリーに対応したバッテリーテスターでの測定では無い等、様々な誤診断が原因でバッテリートラブルが増えています。知らず知らずのうちに顧客離れが起こっていませんか?

バッテリートラブルが急増 »

電圧が低くても充電せずに良否診断が可能です。

バッテリーの電圧が低い場合、多くの類似テスターでは「充電後、再テスト」や「不良、要交換」の診断が表示される場合が多いですが、DHC-DSバッテリーテスターは電圧が低くても一発で「良好」か「要交換」かを診断可能です。

DHC-DSは一発診断 »