バッテリー用語

VRLAバッテリー

VRLAバッテリー(valve-regulated lead-acid battery:制御弁式鉛蓄電池)とは、密閉型鉛蓄電池(バッテリー)という名称で呼ばれ、水素と酸素を再結合させるために電解液を固定化した鉛蓄電池(バッテリー)のことです。通常の開放型バッテリー(鉛蓄電池)と密閉型バッテリー(VRLA)の違いは、バッテリー内部の電解液(バッテリー液)の保持形態です。開放型バッテリーの正極板・負極板は、電解液に直接浸された構造となっていますが、VRLAバッテリーの電解液はセル内の正極板と負極板に挿入されたセパレーターにジェルタイプの電解液を染み込ませたものと、AGM(アブソード・ガラスマット:Absorbed Glass Mat)と呼ばれるセパレーターに染みこませ吸着させた構造のものがあります。VRLAは電解液をセパレーターに吸着させてあるので、従来の開放型バッテリーに比べ、構造的に電解液の量を少なくすることが可能です。小型で密閉性に優れ、補水の必要のないメンテナンスフリーバッテリーとして使用されています。密閉型鉛蓄電池(VRLAバッテリー)には、液を入れるための液口栓がありません。
自動車用では、ハイブリッド(HV)車用補機バッテリーに多く使用され、バイク用バッテリーは小型のVRLAバッテリーが主流です。

VRLAバッテリーの検索結果

自動車用バッテリー 開放型・密閉型


【AGM?VRLA?MF?わかりやすく短文でまとめると!密閉型バッテリーとは?】
密閉型バッテリーとは、VRLAバッテリー(制御弁式鉛蓄電池)のことで、メンテナンスフリーバッテリー(MF)やシールドバッテリーとも呼ばれます。密閉型で内部がAGM(アブソード・ガラスマット:Absorbed Glass Mat)構造になっているバッテリーはAGMバッテリーとも呼ばれます。

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